宅配型と浄水型、ウォーターサーバーを選ぶならどっち?

選び方

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「ウォーターサーバーにしよう」と決めたところから、実はもう一つ大きな分かれ道があります。それが、水をボトルで届けてもらう「宅配型」と、自宅の水道水をその場でろ過して使う「浄水型」のどちらにするか、という選択です。

この記事では、宅配型と浄水型の違いを整理したうえで、「どちらが自分に向いているか」を判断する材料をまとめます。決めたあとの詳しい選び方は、宅配型・浄水型それぞれの記事で扱っているので、ここでは「まずどちらのタイプで選ぶか」に絞って考えます。

宅配型と浄水型、いちばんの違いは「水がどこから来るか」

宅配型は、あらかじめボトルに詰められた天然水やRO水などを届けてもらい、サーバーにセットして使います。自宅の水道水ではなく、届けられた水を使うタイプです。

浄水型は、自宅の水道水をサーバーに取り込み、内蔵されたフィルターなどでろ過して使います。水の元になっているのは、自宅の水道水です。

宅配型と浄水型、水はどこから来るかを比較した図解(宅配型は配送トラックでボトルが届き天然水・RO水を使う、浄水型は水道の蛇口からサーバーに水が流れ込み内蔵フィルターでろ過するという違いを示す図) 宅配型と浄水型、水はどこから来るかを比較した図解(宅配型は配送トラックでボトルが届き天然水・RO水を使う、浄水型は水道の蛇口からサーバーに水が流れ込み内蔵フィルターでろ過するという違いを示す図)

この「水がどこから来るか」の違いから、水の種類や補充・交換の手間、保管スペース、料金、メンテナンス、契約条件など、さまざまな違いが枝分かれしていきます。

宅配型はこんな人に向いている

宅配型は、天然水(ミネラルを含んだ水)かRO水(不純物を徹底的にろ過した水)のどちらかをボトルで届けてもらう仕組みです。メーカーによって採用している水は異なります。

12Lほどのボトルをストックしておく必要があるため、置き場所には多少の余裕が必要です。また、ボトルの交換や、空になったボトルの回収・処分といった作業が発生します。

料金の目安を、実際の公式サイトから見てみます(2026年9月時点)。

  • プレミアムウォーター:月12.5L×2本利用で3,780円/月〜(税込4,082円)、最低利用期間5年
  • アクアクララ:最低月額4,340円(税込)〜(サーバーのあんしんサポート料1,100円〜+お水代3,240円〜)、注文ノルマなし

こうして見ると、月々の水代に加えて、サーバー自体のレンタル料がかかる仕組みがほとんどです。契約期間の縛りがある会社が多いので、始める前に確認しておきたいところです。

天然水を選びたい人、ボトル交換の手間よりも「届けてもらう手軽さ」を優先したい人には、宅配型が向いています。

浄水型はこんな人に向いている

浄水型は、水道水をその場で浄水するため、ボトルのストックや交換が不要です。置き場所も、ボトルの保管スペースを考えなくていい分、省スペースになりやすいという特徴があります。

一方で、水道につなぐための設置(水道直結型)か、給水タンクに自分で水を注ぐ方式(給水タンク型)かで、初期の手間や工事の要否が変わります。この違いは水道直結型と給水型の選び方の記事で詳しく整理しています。

料金の目安を、楽水の公式サイトから見てみます(2026年9月時点)。

  • 楽水(水道直結プラン):月額3,850円〜(税込)、初期設置費13,200円(自己設置の場合5,500円)
  • 楽水(給水タンクプラン):月額3,630円(税込)

この2つの数字は名前が似ていて混同しやすいのですが、水道直結プランと給水タンクプランは別の料金です。どちらのプランを比較しているのか、確認しながら見るようにしてください。

浄水型は、フィルター(カートリッジ)の交換が必要になりますが、無料で交換できる会社も多く、ランニングコストとして意識しておく程度で済みます。

ボトルの交換や保管が負担に感じる人、水道水をそのまま活用したい人には、浄水型が向いています。

宅配型・浄水型、ざっくり比較

宅配型浄水型
水の種類天然水またはRO水(ボトルで届く)自宅の水道水をろ過・RO処理
置き場所ボトルのストックスペースが必要ボトル保管が不要で省スペース
日常の作業ボトルの交換・空ボトルの回収や処分基本的になし(フィルター交換は数か月に1回程度)
設置のしやすさ置くだけで使えることが多い水道への接続(工事や分岐水栓)が必要な場合がある
月額の目安4,000円台〜(水代+サーバー代)3,600円台〜(プランによる)

※2026年9月時点の各社公式サイトの情報をもとに、代表的なプランの数字を掲載しています。会社・プランによって幅があります。

あなたの場合は?

宅配型と浄水型、どちらが向いているか判断するフローチャート(重いボトルの上げ下ろしの負担、天然水へのこだわり、置き場所の余裕を順に確認し、宅配型が候補か浄水型が候補かを導く図) 宅配型と浄水型、どちらが向いているか判断するフローチャート(重いボトルの上げ下ろしの負担、天然水へのこだわり、置き場所の余裕を順に確認し、宅配型が候補か浄水型が候補かを導く図)
  • 重いボトルの上げ下ろしが負担に感じる → 浄水型が候補になります
  • 天然水のおいしさや採水地にこだわりたい → 宅配型が候補になります
  • 置き場所に余裕があまりない、すっきり使いたい → 浄水型が候補になります
  • 賃貸で、水道まわりの工事に抵抗がある → 宅配型か、浄水型の中でも給水タンク型が候補になります(水道直結の設置条件はこちらの記事で確認できます)
  • とにかく毎月の費用をできるだけ抑えたい → プランごとの月額を実際に比較する必要があります。宅配型ならこちらの記事、浄水型ならこちらの記事で、選び方の基準を詳しく整理しています

決めたら、次はこちらへ

「宅配型にしよう」と決まったら、注文ノルマや休止制度など、契約前に確認したいポイントを宅配型ウォーターサーバー、選ぶときは何を見る?の記事で整理しています。

「浄水型にしよう」と決まったら、水道直結型と給水タンク型のどちらが向いているかを水道直結型と給水型、どっちが向いているか整理した記事で詳しく比較しています。

まとめ:まず「水がどこから来るか」で大きく分けて考える

  • 宅配型は、天然水やRO水をボトルで届けてもらう仕組み。置き場所とボトル交換の手間はあるが、天然水を選べる
  • 浄水型は、自宅の水道水をその場で浄水する仕組み。ボトルの管理は不要だが、水道への接続方法によって設置の手間が変わる
  • 月額の目安は、宅配型が4,000円台〜、浄水型が3,600円台〜からとなっていますが、プランや会社によって幅があります
  • どちらが向いているかは、「置き場所」「重い作業への抵抗感」「天然水志向か経済性重視か」「賃貸かどうか」といった生活の条件で決まります
  • 決まったら、宅配型は選び方の記事、浄水型は選び方の記事で、具体的な比較を進めてください

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