水道直結型と給水型、どっちが向いている?浄水型ウォーターサーバーの選び方

選び方

【PR】当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

浄水型のウォーターサーバーにしよう、と決めたあと。次に分かれるのが、水をどうやってサーバーに入れるかです。

水道の配管につないで自動で水が入る「水道直結型」と、給水タンクに自分で水道水を注ぐ「給水型」。どちらも水道水を浄水して使う点は同じですが、給水の手間、設置方法、費用、契約条件などに違いがあります。

この記事では、水道直結型の例として楽水ウォーターサーバー(Purest)、給水型の例としてTOKAIのしずくりあを取り上げ、公式サイトで確認できる条件を並べて比べます。ランキングではなく、「自分の暮らしならどちらか」を決めるための整理です。

まだ浄水型にするか宅配型にするかを決めていない場合は、先に浄水型と宅配型を比べた記事を見てもらうと判断しやすいと思います。

水道直結型と給水型、何が違う?

水道直結型と給水型の違い(水道直結型は配管につないで自動で水が入る、給水型はタンクに自分で水道水を注ぐという2つの方式を比較した図解) 水道直結型と給水型の違い(水道直結型は配管につないで自動で水が入る、給水型はタンクに自分で水道水を注ぐという2つの方式を比較した図解)
水道直結型給水型
水の入れ方配管から自動で供給されるタンクに自分で注ぐ
給水の手間ほぼなしタンクが空になるたび注ぐ
設置分岐器具の取り付けが必要工事不要、置くだけ
設置場所水道の近くに限られる水道から離れた場所にも置ける
フィルター交換自分で交換(無料配送が一般的)自分で交換(無料配送が一般的)
契約条件サービスにより異なる(要確認)サービスにより異なる(要確認)

表からも分かるとおり、水道直結型と給水型に優劣があるわけではありません。違うのは、水をサーバーに入れる作業を、誰が(何が)担うかという一点です。

水道直結型は、水道の配管に分岐器具を取り付けて、ホースでサーバーにつなぐ方式です。楽水の公式サイトでは、タンクの水が少なくなれば自動で供給され、満水になれば自動で止まる仕組みと説明されています。

給水型は、サーバー上部のフタを開けて、水道水を自分で注ぐ方式です。しずくりあは「水道水を注ぐだけ」と案内していて、工事は不要です。

どちらも「水道水をサーバーの中で浄水して飲む」という点は同じです。違うのは水の入口だけ。ただ、その入口の違いが、毎日の手間、置ける場所、最初にかかる費用、そして契約の条件にまで影響してきます。

なお、同じ会社が両方の方式を用意していることもあります。楽水にも、水道に直結しない「給水タンクプラン」があります。会社で選ぶ前に、まず方式で考えるほうが整理しやすいです。

給水の手間で比べる

いちばん分かりやすい違いがここです。

水道直結型は、水を入れる作業がありません。 水が減れば自動で補充されるので、使う量が多くても手間は変わりません。

給水型は、タンクが空になるたびに注ぐ必要があります。 しずくりあの給水タンクの容量は、機種によって3.0L〜6.5Lです。1日にどれくらい使うかで、注ぐ回数が変わります。

宅配型のボトル交換に比べれば、水道から数Lを注ぐ作業は軽いと感じる人も多いと思います。ただ、飲み水だけでなく料理にも使う家庭だと、1日に何回か注ぐことになるかもしれません。

自分の家で1日・1か月にどれくらい使いそうかは、月に何L使うかを世帯別に計算した記事で見積もれます。その量をタンク容量で割ると、注ぐ回数のおおよその目安になります。

設置条件で比べる

水道直結型は、分岐器具の取り付けが必要です。 楽水の公式サイトによると、水栓の形状によっては別売の分岐アダプターが必要になる場合があります。サーバーまではホースでつなぎ、ホースは15mくらいまで延ばせるとされています。設置は楽水に任せるプランと、自分で取り付けるプラン(DIYプラン)があります。

賃貸住宅での設置については、楽水の公式FAQで確認できる範囲では案内が見当たりませんでした。書かれていないというだけなので、「賃貸では無理」という意味ではありません。賃貸の場合は、管理会社や大家さんへの確認とあわせて、申し込み前に楽水に問い合わせておくと安心です。

給水型は工事がいりません。 置いてコンセントにつなげば使えます。しずくりあには床置きの機種のほか、卓上型(Pitto mini)もあります。

水道の近くに置く必要もないので、置き場所の自由度は給水型のほうが高いと言えます。置き場所の考え方は置く場所から考えた記事にまとめています。

費用で比べる

楽水(水道直結型)しずくりあ(給水型)
月額(税込)3,850円(ライト・DIY)/4,950円(RO)2,640円〜3,300円(機種による)
初期費用(税込)13,200円(楽水が設置)/5,500円(自分で設置)0円〜
フィルター代無料(3種類を6・12・18か月ごとに交換)無料(約6か月または約1年ごとに自動配送)
長く使うと6年目以降2,750円、10年目以降2,200円(ライト・DIY)公式サイトで確認できる範囲では案内が見当たりません

※2026年9月時点の各社公式サイトの案内をもとに整理しています。キャンペーン(しずくりあのSkitto・Pitto miniの1年半額など)は含めていません。楽水には水道に直結しない給水タンクプラン(月額3,630円)もあります。

月額だけを見ると、給水型のしずくりあのほうが550円〜1,210円ほど安くなります。初期費用も、しずくりあは0円からです。ただし、しずくりあの機種の一部(Skitto・Pitto miniなど)は期間限定のキャンペーン料金が案内されており、上の表の金額は通常料金です。申し込み時点でキャンペーンの有無を公式サイトで確認してください。

楽水は、設置を任せるライトプランだと初期費用が13,200円(基本工事費を含む)。自分で取り付けるDIYプランなら5,500円です。

一方で、楽水には長く使うほど月額が下がる長期割があります。ライトプラン・DIYプランは6年目以降2,750円、10年目以降2,200円とされています。

フィルター(カートリッジ)代は、どちらも無料です。交換用が定期的に届き、自分で交換する仕組みも共通しています。

どちらも水道水を使うので、水道代は別にかかります。

契約期間と解約金で比べる

ここが、この記事でいちばん見てほしいところです。

楽水(水道直結型)しずくりあ(給水型)
契約期間3年期間の定めなし(無期限契約)
解約金3年未満:残り契約月数×レンタル料の40%1年未満55,000円/1〜2年44,000円/2〜3年33,000円/3〜4年22,000円/4〜5年11,000円(税込)
そのほか撤去費用・返却送料はお客様負担(金額の記載なし)解約日の1か月前までに申出。期限内に返却しないと損害賠償金49,800円

※2026年9月時点の楽水公式FAQ、しずくりあの特定商取引法に基づく表記をもとに整理しています。

楽水は3年契約です。3年未満で解約すると、「残り契約月数×レンタル料の40%」の解約金がかかります。これとは別に、サーバーの撤去費用と返却の送料もお客様負担とされています(金額は公式FAQに記載されていません)。

しずくりあは、特定商取引法に基づく表記で「解約のお申し出がない限り、契約が継続する無期限のご契約」とされています。いわゆる最低利用期間の縛りはありません。ただし、5年未満で解約すると、利用期間に応じた解約金がかかります。1年未満なら55,000円、そこから1年ごとに11,000円ずつ下がって、4年以上5年未満で11,000円(いずれも税込)です。

具体的な数字で並べてみます。楽水のライトプラン(月額3,850円)の場合、公式の計算式に当てはめると次のようになります。

  • 1年で解約:楽水は24か月×3,850円×40%=36,960円(+撤去費・送料)/しずくりあは44,000円
  • 2年で解約:楽水は12か月×3,850円×40%=18,480円(+撤去費・送料)/しずくりあは33,000円
  • 3年で解約:楽水は3年契約の満了/しずくりあは22,000円

※楽水の金額は、公式の計算式から当サイトで計算したものです。撤去費・送料は含んでいません。

見てのとおり、工事がいらない給水型のほうが、解約のハードルは低い、とは限りません。 「最低利用期間なし」という言葉だけを見ると気軽にやめられそうに感じますが、実際には5年未満の解約金がしっかり設定されています。

逆に、楽水は3年を過ぎれば解約金の対象から外れます。何年くらい使うつもりなのかで、有利・不利が入れ替わるということです。

解約金全般の考え方は途中でやめるといくらかかるかを整理した記事にまとめています。

どっちが向いている?条件別に整理

水道直結型・給水型どっちが向いているかをチェックする4つの視点(給水の手間・設置できる環境か・使うつもりの年数・初期費用を整理した図解) 水道直結型・給水型どっちが向いているかをチェックする4つの視点(給水の手間・設置できる環境か・使うつもりの年数・初期費用を整理した図解)

ここまでを、条件ごとにまとめます。

水道直結型が向いているのは:

  • 水を入れる手間を、完全になくしたい
  • 分岐器具を取り付けられる住まいである(賃貸なら確認が取れている)
  • 3年以上は使うつもりでいる
  • 料理にもたっぷり使うなど、使用量が多い

給水型が向いているのは:

  • 工事をしたくない、または確認が取れない
  • 初期費用をかけずに始めたい
  • 卓上に置きたい、水道から離れた場所に置きたい
  • 数Lずつ注ぐ手間なら気にならない

つまり、比べるべきは「どちらが優れているか」ではなく、「自分が面倒だと思う作業はどちらか」です。水を入れる手間をなくしたいのか、工事や設置場所の制約をなくしたいのか。そこがはっきりすれば、自然にどちらかに絞れます。

そして、どちらを選ぶ場合も共通して言えるのは、何年使うつもりかを先に考えておくことです。解約金の仕組みが違うので、使う期間によって、どちらが負担が少ないかが変わります。

候補になるサービス

ここまでの条件で候補を絞ったら、公式サイトで最新の料金・キャンペーン・契約条件を確認してください。

水道直結型なら:楽水ウォーターサーバー(Purest)

水道の配管に分岐器具を取り付けて使う水道直結型です。設置を任せるライトプランのほか、自分で取り付けるDIYプラン、RO浄水を選べるROプランもあります。カートリッジは無料。3年契約で、長く使うほど月額が下がる長期割があります。

給水型なら:TOKAI しずくりあ

水道水を注ぐだけの給水型で、工事は不要です。月額2,640円からの4機種で、卓上型も選べます。フィルター代は無料で、交換時期に合わせて自動で届きます。最低利用期間の縛りはない一方、5年未満の解約には段階的な解約金があります。

まとめ:まず「水の入口」と「何年使うか」で決める

  • 水道直結型と給水型の違いは、水をサーバーに入れる方法。どちらも水道水を浄水して使う点は同じです
  • 手間をなくしたいなら水道直結型、工事をしたくない・初期費用を抑えたいなら給水型が候補になります
  • 月額と初期費用は給水型のしずくりあのほうが低め。一方で楽水には長期割があります
  • 「工事不要」「最低利用期間なし」でも、解約金がないとは限りません。 しずくりあは5年未満の解約で段階的な解約金がかかります
  • 楽水は3年を過ぎれば解約金の対象外。使うつもりの期間によって、有利・不利が入れ替わります

浄水型以外も含めて考え直したいときは、4つの選択肢を比較した記事から全体を見てみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました