ウォーターサーバーを解約したら、サーバーはどう返す?連絡・返却・最後の請求の流れを確認する

契約のリアル

ウォーターサーバーをやめるときに気になるのは、解約金だけではありません。どこに連絡すればいいのか、サーバーは誰が運ぶのか、最後の請求はいつ来るのか。いざ解約しようとして、手順が分からず止まってしまうこともあります。

この記事では、各社の公式サイトに書かれている内容をもとに、解約してからサーバーを返すまでの流れを整理します。解約金そのものではなく、「やめるときに、何をすることになるか」を確認するための記事です。

解約の流れは「連絡 → 返却 → 最後の請求」

今回確認した会社では、解約の流れは大きく次の3つに分けて見ることができました(分け方はこの記事による整理です)。

解約の流れが、連絡する、返却する、最後の請求の3つに分けられることを示した図解(連絡・返却・請求を、順に確認する) 解約の流れが、連絡する、返却する、最後の請求の3つに分けられることを示した図解(連絡・返却・請求を、順に確認する)
  • 解約の連絡:電話やウェブで、解約したいことを伝える
  • サーバーの返却:回収の日を決めて、サーバーを引き渡す
  • 最後の請求:最後の月の料金や、必要な費用が請求される

どの段階で何をするかは、会社によって違います。ひとつずつ見ていきます。

解約の連絡:電話の会社と、ウェブでもできる会社がある

最初の連絡方法は、会社によって分かれます。

  • プレミアムウォーター:「マイページまたは公式アプリからお手続きできます」としています。そのうえで、「解約のお申込み後、内容確認のため、当社からお客様へお電話を差し上げます。必ず契約者ご本人様がお電話にご対応ください」と書いています
  • オーケンウォーター:「LINE、メール、お問い合わせフォーム、フリーダイヤル」で連絡するよう案内しています。フリーダイヤルの受付時間は平日です
  • フレシャス:フリーダイヤルか、メールで連絡するよう案内しています
  • コスモウォーター:フリーダイヤルに連絡するよう案内していて、解約の受付は「平日(月~金)のみ」としています
  • クリクラ:「コールセンターもしくは担当販売店」に電話で伝える方式です。電話番号は「サーバー横の青いシールに記載」されているとしています。担当の配送員に直接伝えても対応するそうです

フレシャス、コスモウォーター、オーケンウォーターは、連絡したときに「ウォーターサーバーの返却方法」などを案内するとしています。受付が平日だけの会社もあるので、解約を決めたら早めに連絡しておくと、返却の日程も組みやすくなります。

サーバーの返却:回収に来てもらうか、自分で梱包して引き渡すか

サーバーの返し方も、会社によって違います。今回確認できた範囲では、大きく2つのかたちがありました。

サーバーの返却のかたちが、担当者が引き上げる場合と、自分で梱包して配送事業者に引き渡す場合の大きく2つに分けられることを示した図解 サーバーの返却のかたちが、担当者が引き上げる場合と、自分で梱包して配送事業者に引き渡す場合の大きく2つに分けられることを示した図解
  • 担当者が引き上げる:クリクラは、「専任配送員がサーバーの水抜き・引き上げをいたします」としています。「自分でサーバーの移動や水抜きをしたり」する必要はないと書かれています
  • 自分で梱包して、配送事業者に引き渡す:プレミアムウォーターは、「当社指定の配送事業者が『サーバー梱包用 回収袋(大きなビニール袋)』をお持ちし、お伺いいたします。」としています。届いた回収袋で利用者が梱包する方式で、「出荷時の製品箱等の段ボールでの梱包は不要」です

返却というと、自分で宅配便の窓口に持ち込むイメージがあるかもしれません。ただ、今回詳しく確認できたプレミアムウォーターとクリクラは、どちらも自宅に回収に来る形でした。

プレミアムウォーターの場合、流れは「解約を申し込む → 確認の電話を受ける → 回収の日時を決める → 回収袋で梱包して引き渡す」です。回収には「最短でも3日程度」かかるとしています。また、返却の方法は「ウォーターサーバーの種類によって異なります」としていて、機種ごとの手順をよくある質問で案内しています。

返却の前には、準備も必要です。プレミアムウォーターは、サーバーを動かすときの注意として、出水口からの水抜き(温水を冷ます時間が必要)や、サーバーを横にしないことを案内しています。

なお、プレミアムウォーターは、famfitの購入プランなど、サーバーを買っている場合は「レンタルプランではないため回収不要」としています。レンタルか購入かで、返却が必要かどうかが変わります。

返却が遅れると、費用がかかることもある

返却には期限があることもあります。プレミアムウォーターは、「解約日より30日以内にウォーターサーバーの返却が確認されなかった場合、製品補償料33,000円(税込)が発生します」としています。

回収の日程が合わないまま時間がたつと、思わぬ費用につながることがあります。解約の連絡をしたら、回収の日を早めに決めておきたいところです。

「引取手数料」という名前の費用もある

解約のときにかかる費用の名前も、会社によって違います。

  • コスモウォーター:規定利用期間内に解約する場合などに「サーバー引取手数料」がかかるとしています。規定利用期間や金額は、機種によって異なります
  • オーケンウォーター:「規定利用期間を満了された場合、解約の費用はかかりません」としたうえで、満了前に解約した場合は「ウォーターサーバー引取手数料が発生致します」としています
  • クリクラ:「設置料や解約時の撤去料なども一切発生いたしません」としています。ただし、「ご契約プランによっては、初回金や解約違約金が発生する場合がございます」とも書いています

「引取手数料」は、名前だけを見るとサーバーを運ぶ費用のように見えます。ただ、今回確認した会社では、規定利用期間の途中でやめるときにかかる費用として案内されていました。解約金や最低利用期間の考え方は、途中でやめるといくらかかるかを整理した記事で扱っています。

最後の請求は、いつ来る?

解約したあとも、しばらく請求が続くことがあります。プレミアムウォーターは、次のように案内しています。

  • 「ご利用料金(オプション料金や手数料を含む)は、ご解約月分までご請求いたします。レンタル料やオプション月額料金の日割り計算はいたしません」
  • 「ご利用料金(お水の代金、契約解除料等)は、最大で約2か月後の請求となる場合があります」

月の途中で解約しても、その月の月額料金は日割りにならない、ということです。また、引き落としが解約の翌月や翌々月になることもあるので、解約したあとに請求が来ても、すぐに「まだ解約できていない」とは限りません。

届く予定だった水については、プレミアムウォーターは「解約の申告をいただいた段階で、出荷の手配が完了していないお水は配送停止」としています。すでに出荷の手配が終わっている水は届くことがある、ということでもあります。

解約する前に確認しておきたいこと

解約の手順は、契約したときにはあまり気にしないところです。やめるときに慌てないよう、次の点を確認しておくと安心です。

確認すること見るところ
連絡のしかた電話だけか、ウェブやLINEでもできるか。受付は平日だけか
返却のしかた担当者が引き上げるか、自分で梱包して引き渡すか
返却の準備水抜きや梱包が必要か。梱包の資材は届くか
返却の期限いつまでに返却が必要か。遅れたときに費用がかかるか
解約時の費用解約金・引取手数料・撤去料など、どんな名前の費用がかかるか
最後の請求解約した月の料金は日割りか。引き落としはいつか
届く予定の水解約を伝えたあと、注文済みの水はどうなるか

※具体的な内容は会社やプランによって異なり、変わることもあります。解約する前に、契約している会社の公式サイトや窓口で確認してください。

引っ越しのときに解約するかどうか迷っている場合は、引っ越しのときの手続きを整理した記事も参考になります。乗り換えで今の解約金を負担してもらえるかどうかは、「解約金負担」の条件を整理した記事で扱っています。

まとめ:やめるときの流れも、契約前に見ておく

  • 解約の流れは、連絡・返却・最後の請求の3つに分けて見ると整理しやすい
  • 連絡のしかたは会社によって違う。受付が平日だけの会社もある
  • 返却は、担当者が引き上げる会社と、自分で梱包して引き渡す会社がある
  • 返却が遅れると費用がかかる会社もある。回収の日は早めに決める
  • 「引取手数料」は、規定利用期間の途中でやめるときの費用として案内されていることがある
  • 最後の請求は、解約の翌月以降になることもある

ウォーターサーバーは、始めるときの手軽さに目が向きがちです。やめるときに何をすることになるかも、契約する前に一度見ておくと、安心して始めやすくなります。

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